1988年作品
鬼平犯科帳の終りに流れるスペイン風の少し物悲しいギター曲。随分前から気になっていたそれは、雪の中で蕎麦を喰う江戸時代の映像と奇妙に調和が取れていた。最後にジプシー・キングスと出る。曲名はインスピレイションらしい。
ジプシー・キングス。何だ?
そのうち、良く行く店でこのCDを見付けた。どうやら、鬼平のあの曲も入っているらしい。
CMで聴いたのだろうか、知っている曲も幾つかあったが、正直言うと独特の節回しで歌われる他の曲には、最初は馴染めなかった。しかし、このCDは何度も聴くうちにだんだん好きになるタイプの作品である。私の経験では、初め理解できなくても、聴込むうちに好きになるようなアルバムは本当に良い作品である。このCDは今や私のお気に入りの一つだ。
このCDは、ギター好きの方には特にお薦めです。インスピレイションのような、ギター・サウンドが堪能できる曲が他にも収録されています。
以上、2005年にアマゾンに投稿した私の文章である。今読んでも修正する必要は感じないので、そのまま再掲した。
ただ一点追記しておきたいのは、ジプシー・キングスは癖が強い分、中毒の恐れがあるということだ。このCDを手に入して以来、私は憑かれたようになって、ジプシー・キングスのCDを買い漁ったことをお知らせしておきたい。

