Eddie Palmieri と Brian Lynch とは以前から度々共演してきたが、Simpatico で共同名義のCDを出した。
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音楽は人生とともに
Eddie Palmieri と Brian Lynch とは以前から度々共演してきたが、Simpatico で共同名義のCDを出した。
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言わずと知れた Eddie Palmieri の名盤。
Palo Pa Rumba も素晴らしいし、Venezuela も傑作である。
Eddie Palmieri の作品としては、最初に紹介したい作品であったのだが、残念なことに現在は入手困難となっている。
入手可能となった時点で、気が付けばまた紹介しようと思うが、今は手軽に入手する方法を私は知らない。
残念だ。
【2021年9月13日追記】現在もCDは入手困難な状態が続いているが、MP3データは購入できるし、Amazon Music Unlimited でも聴くことができる。Eddie Palmieri の最高傑作の一つなので、是非にも聴いてみることをおすすめする。
沖仁は日本人のフラメンコ・ギタリスト。ギター一本槍の伝統的なMusica Flamenca も作曲すれば、現代的編曲の「フラメンコ」も演奏する。Taka y Jin としての活動にも目が離せない。音楽的方向性としては、Vicente Amigo に近いと言えるだろう。
このCDは沖仁の出世作。
日本人だからという理由で、あまり期待をせずに手にしたCDだ。沖仁のギターは良いと思つたが、歌詞がスペイン語ではなく英語だったり、歌手の歌い方がフラメンコらしくなかったりと、「フラメンコらしくない」という理由で最初はあまり気にいらなかった作品である。
が、何度か聞いて、伝統的フラメンコの枠に収まりきらない沖仁ならではの魅力に気付いてからは、一気に好きになった。
音楽的方向性が、Vicente Amigo に近いと言ったけれども、決して Vicente の物まねではない。沖仁の音楽は十分に洗練されており、Musica Flamenca は沖仁の中で完全に咀嚼され、沖仁の音楽として再構築されているのだ。
Eddie Palmieriはプエルトリコ系のアメリカ人。
音楽の傾向は、Tito PuenteやFania All-Starsに近い。今は亡き、ラテン音楽ピアニストのCharlie PalmieriはEddieの実の兄である。
1曲目からEddie Palmieriらしい強力なサルサが炸裂する。これもMP3ダウンロード版が安くなっていて、お薦めだ。希少版が安価で簡単に購入できるのだから、いい世の中になったものだ。
Pa’ Huele、Chocolate Ice CreamはIn Concert at the University of Puerto Rico でも演奏されている曲。
このCDは1971年の作品。全曲傑作だと思うが、私は3曲目のBilongoが特に好きだ。
お薦めします。
沖仁の最新作。
傑作New day to be seenの後、メジャーレーベルへ移籍して、前前作Nacimiento、前作Respeto、とNew Day to be Seenで確立したはずの沖仁らしさが失はれ、妙にポップな音楽性を指向して、方向性を見失っていたかのようであった。
日本人として初めて、スペインで行われた「ムルシア・ニーニョ・リカルド・フラメンコギター国際コンクール」国際部門で優勝して、ようやく自由に録音できる立場になったということだろうか。9曲目のクラシック・メドレーは少々いただけないが、それ以外の部分はNew Day to be Seenの沖仁が帰ってきたかのようだ。
伝統的なフラメンコ・ギターの曲とフラメンコのギター奏法を活かしながらも独自に解釈された楽曲が混在して、沖仁の世界がきちんと築きあげられている。
お薦めである。
ラテン音楽、サルサが好きな人なら御存じ、サルサの重鎮Eddie Palmieriの代表作である。このCDはEddie Palmieriとしては珍しく、生音のピアノだけではなく、ハモンドオルガンやシンセサイザーなどを多用した作品となっている。
どの曲も素晴らしいが、1曲目のRevolt/La Libertad Logico、3曲目のVamonos Pa’l Monte、5曲目のYo No Se、6曲目のComparsa de Los Locosが特にお気に入りだ。 Vamonos Pa’l MonteはIn Concert At The University Of Puerto Ricoの冒頭で、暴力的なまでの迫力で演奏される名曲だ。ハモンドオルガンのうねりと打楽器の洪水に身を浸せば、リズムに合せて体を動かさずにはいられない。
一転してYo No Seはゆったりした曲調でしっとりと歌を聴かせるタイプの曲。そしてComparsa de Los Locosは打楽器のリズムが前面に出た迫力満点の作品だ。まさに打楽器に始まり打楽器に終る曲と言って良いだろう。
ところで、このCDには、オリジナル版の他に「Masterworks」といふ副題(?)のついたバージョンがある。こちらはオリジナル版に収録の6曲に加え、ボーナストラック4曲が収録されている。私はEddie PalmieriのCDは40枚以上所有してゐるが、このボーナストラックとして収録されてゐる音源は他のどのCDでも聴くことのできない貴重なものだ。9曲目に収録のMixed Marriageと10曲目のMoon Craterとは特に貴重。楽曲自体が他では聴くことのできないものだからだ
私はこの「Masterworks」版が発売される前にオリジナル版のCDを所有していたため、「Masterworks」版を新たに買いなおすこととなった。これから入手するのなら、Masterworks Vamonos Pa’l Monteを買うほうが無難だろう(註)。
お薦めの一枚だ。
註:執筆当時のはなし。2021年8月現在、Masterworks Vamonos Pa’l Monteは品薄のため入手困難になっている。
ラテンの歌姫ことIndia。本名はリンダ・ベル・カバレーロ(Linda Belle Caballero)。御大Eddie Palmieriとインディアがやって来る (Llego La India Via Eddie Palmieri )を録音し、あのNuyorican SoulではRunawayを歌った女性だ。数少ない女性サルサ・シンガーの一人として、セリア・クルス(Celia Cruz ) と比較されることも多い。
このCDはサルサ中心の選曲になっていて、ラテン音楽やサルサが好きな人には聴きやすい作品だ。歌唱力の点で、高音域がやや辛そうに聞えることがあるが、全体に爽やかな曲調で、ドライブに連れて出かけると気分がよいだろう。
現在入手可能なIndiaの作品の中では一推しだ。